先週いただいたご意見に基づき、
修正箇所を反映させてみました!
(漏れがあったら教えてください☺️)
形式的修正や、Samさんを削除するなどの修正もしています。
第一話 船旅の始まり→Sheep島の様子
Sheep島を出発し、いよいよ船旅が始まりました。
今のところウルフ軍団の船が追ってくる様子は確認されていません。
誰もが期待と不安の中、前方の海原を見つめていたところ、
船の後方デッキから、子供Sheep達の悲鳴が聞こえました。
大人Sheep達は、皆ビックリしてその悲鳴のする方へ駆け寄ります。
まさか、ウルフがやってきたのでは?
船の中に緊張が走ります。
子供Sheepが悲鳴を上げた場所に駆けつけてみると、
そこにはずぶ濡れになった小さな動物の姿がありました。
あるSheepは叫びます。
「○○tomiwo(トミヲ)!」
そうなのです。
その濡れた動物はわんちゃんでした。Sheep達と仲の良かった牧羊犬(人間は登場しないので牧羊犬というのは変でしたね•••牧羊犬というワードを削除します。)ワンちゃんのtomiwoだったのです。
tomiwoは逃げ遅れてしまい、Sheep村から最後に脱出したところ、脱出船には乗り遅れてしまいました。
海に飛び込み、必死の思いで泳ぎ続けて、とうとうこの船に追いついたのです。
Sheep達は皆歓声をあげます。
tomiwoは、息を切らせながら、Sheep村の最後の様子を語ってくれました。
ワンちゃん○○は言います。
「村は、至るところをウルフ軍団に破壊されてしまった。ウルフ達は、何かを探しているようで、とりわけ、ひつ爺の家を執拗に探していたんだ。
逃げる時に耳にした話では、どうやら sheep村にはスパイウルフが忍び込んでいたようで、
スパイウルフは、ひつ爺が何かを持っているということを嗅ぎつけて、それを狙った襲ってきたみたい。」
Sheep達は、その話を聞いて不安を募らせます。
ウルフ達が、この船を追いかけてこなければいいのですが、、
第二話 前途多難なSheep船
さて、
ひとまずSheep島を出発したのはいいけれど、
まず直面する問題は食糧のことでした。
船には大人シープが70人、
子供シープが20人 赤ちゃんシープは10人います。
先祖シープ達の船を補修した脱出船には、仙人Sheepのひつ爺があらかじめ食糧を積み込んでいましたが、
食糧の備蓄量はそれほど多くはありません。このSheep数だと、だいたい1週間程で食べ物は底をつきそうです。
それに脱出船は水樽を積んでいるのですが、水は腐ってしまうので、事前に水を貯めておくことができませんでした。
水樽の中は空っぽです。それに飲料水が入った瓶の搭載数も数が少ないのです。
それに、船の修理も必要です。
脱出船は古いので、いくらひつ爺があらかじめ修繕をしていたと言っても、船は完璧な状態ではありません。
今現在においても、船底から海水が浸水してきており、本格的な修理が必要な状況なのです。
大工修理できる者を探さなくてはいけません。
はたまた、お医者さんも必要な状況です。
ウルフ軍団から逃げるときに、大勢の怪我人が出ました。怪我人の中には目を負傷してしまったシープもいます。
幸いにも、ひつ爺が脱出船に大量の医薬品類を積み込んでくれていたのですが、怪我の手当てをするお医者さんかと看護師さんがも必要な状況です。
食糧難、飲料水不足、海水の浸水、そして医療関係者不足と
シープ船が抱える問題は多く、前途は多難です。
第三話 料理人、建築士、医者のSheepが登場
料理人Sheep(調理シープ?)Maton
Sheep船では、お腹が空いた子供Sheepが騒ぎ始めました。
まずは食事をしなければ、ということで船の中はざわつき始めます。
その時、あるSheepが立ち上がり、皆を先導しながらご飯作りを始めます。
そのSheepの名前はMatonと言いました。
Sheep島でラーメン店を経営していたMatonが、料理人として名乗りを上たのです。
「お店本来の味を出せないんだけど・・・」とブツブツボヤキながらも、Matonは食事の準備に取り掛かります。
料理人のMatonは、脱出してから初めての食事を作り、
船の皆に振る舞います。
Matonのおかげで、皆にはひと時の笑顔が溢れます。
Matonさんを登場させてみました!
>>みなさん
調理しーぷと料理人しーぷのどちらが良いでしょう??
医シープ さまんさ看護シープ
腹ごしらえが終わり、一息ついた頃のこと、
何人かのシープ達が船の片隅に集まって、作業に集中しています。
仙人Sheepのひつ爺がその人だかりを覗いてみると、怪我人の手当てをしているSheep達の姿がありました。
そうなのです。幸運なことに、
この船には、医シープと看護シープが乗り込んでいたのです。
Sheep島の○○医院で診療を行なっていた医シープのさまんさは、ケガをしているシープたちを順番に治療しています。
目を負傷したシープもおりましたが、さまんさの眼帯も付けて重症な様子ですが、治療のおかげでなんとかなりそうです。
また、◯◯医院と記載する場合、良いネーミングはありましたでしょうか?
(看護シープについては、次回登場させようかと思いました)
建築シープ juitiro
「ドンドンドン」
「カンカンカン」
ふと気づくと、何かを叩く音が船全体に響き渡ります。
ひつ爺は驚き、音がする船底へ向かいました。すると、船を修理しているシープの姿が。
そうなのです。
幸運なことに、この船には建築シープも乗っていたのです。
建築しーぷのjunitiroは手際よく、船底の隙間を修理して、海水が侵入しないように塞いでいきます。
junitiroは
「建築しーぷだから、本当は大工の腕に自信が無いんだけど•••」とかボヤキながら、しかし手際よく作業をしています。
これで舟の修繕問題はなんとかなりそうです。
一方、将来的に大工さんが来られるかもしれないので、その時には別途「大工しーぷ」を登場させようと思ってます☺️
ここに盛り込みたい文章案などありましたら、教えてください!
第四話 飲料水不足も解消
そんなこんなしているうちに、
海上の雲行きが怪しくなってきます。海の天気は変わりやすいのです。
Sheep船は突如スコールに見舞われたため、Sheep達は船体の中に逃げ込み、雨宿りをします。
空の水樽を甲板に出して雨水を溜めようとしますが、雨水はなかなか溜まりません。
そのとき、
「俺たちに任せておけ」と言って、甲板に飛び出すSheep達がいました。
それは『濡れシープ』と呼ばれる、毛色が黄色緑色のシープ達でした。
濡れシープはスコールを浴びて、びしょ濡れになりますが、しかしどうでしょう。
濡れシープ達の身体は、徐々に大きくなっていきます。毛が雨水を吸い込んで、ずんずんと膨張しているのです。
雨水を十分に吸い込んでしまい、毛がパンパンに膨れ上がると、濡れシープ達は水樽に水を抽出し始めました。
濡れシープ同士で「おしくらまんじゅう」をしたり、「ブルブルっと体を振ったり」しています。
我慢できずに濡れシープの毛から直接水を飲んでいるSheepの姿もチラホラと。
どうやら濡れシープのお陰で、Sheep船の水不足問題は解消できそうです。
>>みなさま、ぶれいくさん
濡れシープの毛の色は「何色が良いでしょうか??」
また、
濡れしーぷの○○になりたい方がいらっしゃいましたら、教えてください☺️
「Mshepherdさん、”濡れシープ”
ウールは性質上水を弾く機能に優れた素材です。水をたくさん含むのはコットンなど植物性の繊維になります。
そこで代案ですが、”水苔”のような植物を身にまとい、水分を蓄える羊という設定はいかがでしょうか?なので色は”緑”がよいかと🌱🐑」
「他のシープの毛質(ウール)と異なり、水をたくさん含む事ができる毛質を持っている(特殊能力、コットンや水垢のような毛の性質を持つ)と言う設定でもいいかも」
第五話 ひつ爺の悩み
さてはともかく、
なんとか一息ついたSheep船でありますが、仙人Sheepのひつ爺の悩みはつきません。
ひつ爺は部屋に籠って、虫食いだらけ巻物を読み込んでは、深いため息をついています。
なぜなら、いざ船出をしてみたものの課題が山積なので、これからどのように旅を続けたら良いものか悩んでいるのでした。
ひつ爺は、唯一Sheep島の外の事情に詳しいSamにも相談しています(Samはウルフ軍団を偵察するために、色々な場所を旅していたのです)。(Samは第三章に登場させようと思いなおしました。第三章で、Samの設定を検討しようかなと。
今回は、Samはこの章では登場しないバージョンに修正してみました。)
さしあたり、まず決めなくてはいけないのが「船長」なのですが、Sheep島から外に出たことがないSheep達に中には船長経験者もおらず、適任者が見当たりません。
当分の間、ひつ爺が船長を務めるしかなさそうです。
それに、ひつ爺は巻物のある記述が気になっています。
『もしSheep Landへと旅立つ時が来たならば、その時にはアルガリ家の末裔水晶のネックレスを持っている者をを探せ。その者は水晶のネックレスをしているので気がつくはずだアルガリ家の末裔である。Sheep Landへ辿りつくにはその者の力が必要になる。』
ひつ爺はこの予言めいた巻物の記載のことを信じて良いものか、わかりませんでしたが、手がかりはこれしかありません。
第六話 伝説巻物の導き手
ひつ爺は船を見渡しては、更にため息をつきます。
たとえ巻物の記載が正しい実在するとしても、誰が「アルガリ家の末裔」なのか、分からずじまいです。
そもそもSheep島からの脱出船は沢山あるので、その末裔者はこの船に乗船していないかもしれません。
この先どうしたものか。
ひつ爺が考え事をしながらデッキを歩いていると、ある少女/少年のSheepとぶつかり転んでしまいます。
この少年/少女のSheepは言います。
「ひつ爺、大丈夫だった? ちゃんと前を見なきゃダメだよ。ごめんね!」
ひつ爺は言います。
「いやいや、わしは大丈夫じゃ、、」
その時、ひつ爺の目には、青色に光るあるものをが目にします。それは巻物に書いてあった
水晶でした。その少年/少女Sheepは、半分に割れた水晶のネックレスをしていたのです。
果たして、この少女/少年が巻物の指し示す者に書いてあった導き手なのでしょうか。。
ひつ爺は悩みます。
でも、
前進するしかありませんないのです。
ひつ爺は巻物の記載を信じて、自分がこの少女/少年のSheepをサポートしながら、ひとまず進んでいこうと腹を決めます。
少女SheepはMapleと呼ばれていました。
ひつ爺は、船デッキにSheep達一同を集め、皆の前で、伝説の巻物によるとMapleこの少女/少年はアルガリ家の末裔であり、なんらかの力を持っている可能性があることを発表したのです。
Sheep達はどよめきます。
第七話 遠くに見えるあの島へ
日も暮れてきました。
遠くを見渡すと、前方にかすかに島が見えます。
Sheep島の外の事情に詳しいSamは言います。
「おそらくあの島は●●島だ!。
仙人シープのひつ爺は言います。
「まずは、あの島に上陸して食糧を積むことにしよう」
シープ島の外の状況に疎いSheep達は、Sheep達の中で唯一島の外に出たことがあるSamの意見に従うことにします。
深刻な食糧不足の状態にあったので、Sheep達はひつ爺の言葉に頷きます。
「取り舵!いっぱい!」
仙人Sheepのひつ爺が船全体に指示を出します。
何はともあれ、Sheep船は島に向かって進み始めました。
仙人Sheepのひつ爺、
世情に詳しいSam、
水晶のネックレスを持つMaple
そして、
料理人のMaton
医シープのさまんさ
大工Sheep建築シープのjunitiro
そして 仲良しのわんちゃんtomiwoも一緒になって、
Sheep船は、
まずは目の前にかすんで見える島を目指します。
(次編に続く)